彩雨亭鬼談会

仙台ゆかりの<顕道怪談>が落語と講談でよみがえる

彩雨亭鬼談会
9月22日(土) 14時開演(13時30分開場)
会場◎仙台文学館講習室 木戸◎2000円 *定員120人 要予約


■6代目三遊亭圓窓

1940年、東京に生まれる。1969年真打昇進。六代目圓窓を襲名する。『釜泥』をはじめとする古典落語で知られるが、パソコンを利用しての通信落語や、民話を題材とした創作落語を行うなど、活動の幅は広い。各地の小学校を訪問して落語を実演することも多い。自ら口演した古典落語の『ぞろぞろ』が、小学4年生の教科書に掲載されたこともある。


■8代目一龍斎貞山

1947年、七代目貞山の長男として東京に生まれる。1977年に真打に昇進し、八代目貞山を襲名。1989年、第44回文化庁芸術祭賞受賞。初代貞山は隻眼だったことから、同じく隻眼の伊達政宗にちなみ、そのおくり名である「貞山」を名乗った。代々怪談を得意とする。『杉村顕道怪談全集 彩雨亭鬼談』から採った講談に「鳥海山物語」がある。


■杉村顕道【すぎむら・けんどう】

1904年〜1999年。東京生まれ。明治学院大学國學院大学で学び、作家・佐々木邦民俗学者折口信夫言語学者金田一京助に師事。長野県や樺太庁秋田県で教鞭を執った後、仙台市栴檀中学校(現・東北福祉大学)へ。戦後は(財)宮城県精神障害者救護会国見台病院を設立。宮城県芸術協会の設立にも関わる。病院理事長を務める傍ら執筆を続ける。小説に『信州百物語 信濃怪奇伝説集』『怪談十五夜』『新 ぼっちゃん伝』『彩雨亭鬼談 箱根から来た男』、医学や漢学の著作に『日本名医伝』『儒海 儒者名鑑』『和訳 唐詩百首』など。ほか句集多数。地方色豊かな怪談作品は文芸評論家・紀田順一郎に見出され、2010年に荒蝦夷より『杉村顕道 彩雨亭鬼談』が刊行されたことで再び注目を浴びる。落語は牡丹亭狂蝶を名乗り玄人はだし。俳句などでは「彩雨」の号を用いた。


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【協力】仙台文学館
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